「到着地の天候は雨、気温は摂氏O℃との報告が入っております。まもなく当機は着陸に向け、降下をいたします」
東京では最高気温22度を記録しサクラの開花言言が出された3月某日、僕は、ANA63便に乗り、極寒の北の大地・新千歳空港に向かっていた。
今回の旅の目的は、札幌ススキノの出会い系喫茶である。アスピリンスノー事件いまや援助交際の温床として日本全国に普及した出会い系喫茶だが、そもそも、その存在を世間に知らしめたのは2007年、札幌在住で素人ハメ撮り写真の常連投稿者だった
『アスピリンスノー』の児童買春事件の報道からではないだろうか。
当時、ススキノの出会い系喫茶『あいのり』で知り合った16歳の少女に、金銭を与えわいせつ行為を働いたというこの事件は、彼が現職の小学校の教頭だったという背景もあって、テレビや雑誌など多くのメディアでスキャンダラスに報道された。
彼は逮捕に至る数年前から、毎日のようにススキノの出会い系喫茶に繰り出しては、投稿するためのハメ撮り写真を撮影させてくれる女のコをつかまえていたという。モデルの誘いに応じた女のコは女子高生を含め600人以上、しかも若くて可愛い極上の道産子娘ばかりだったというから恐れ入る。